電卓と硬貨。巻き爪ケアにかかる費用を1回の値段ではなく総額で計算するイメージ

巻き爪の費用、結局いくら?1回の値段ではなく「終わるまでの総額」で考える

巻き爪専門治療院ドクタリスト札幌大通り・福岡天神:2008年開院・15年以上・延べ約30万症例以上

巻き爪のケアにいくらかかるのか。調べはじめると「1回いくら」という数字ばかりが出てきます。でも、実際に払うのは1回分ではありません。

結論だけ先に

巻き爪の矯正は多くの場合、健康保険が使えません。そして通院型は1か月に1回ほどのペースで数回続くのが一般的です。つまり判断に必要なのは単価ではなく、単価 × 回数 + 交通費 + 時間。この掛け算をすると、想定より大きな金額になることが少なくありません。

この記事では「終わるまでの総額」で費用を見ていきます。当店のセルフケアセットの総額と内訳を先に確認したい方はこちらから。

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なぜ保険が使えないのか

先にここを押さえておくと、後の話が早くなります。巻き爪の矯正が自費になる理由は、費用の高さではなく制度の線引きにあります。

公開されている医療機関の解説では、次のように整理されています。爪が巻いているだけの状態は疾患として扱われないため、健康保険の対象にならない。一方、爪が皮膚に食い込んで炎症を起こした「陥入爪」という病態になれば、疾患として保険での対応が可能になる、という説明です。

つまり同じ足の悩みでも、状態によって扱いが変わります。矯正のつもりで受診したら自費、炎症の処置なら保険。ここが混乱しやすいところです。

1回の単価は、公開情報でこのくらい

各医療機関や専門院が公表している金額を、方式の型ごとにまとめます。金額はすべて他社の公開値で、当店の価格ではありません。

方式の型 1回あたりの目安
レジン製プレートを貼る型 6,000〜20,000円
フック付きワイヤーを掛ける型 8,600〜19,000円
弾性ワイヤーを通す型 4,000〜15,000円
硬化ジェルを盛る型 1趾 3,000〜5,000円
専門院の料金表の例 1指あたり 中度 6,600円/重度 7,700円

これに初診料や再診料が別途かかる施設もあります。ある医療機関の公開料金では初診料3,170円、再診料800円。自費診療の場合、薬剤なども自費扱いになるという説明も見られました。

ここからが本題。回数を掛けると何が起きるか

単価だけを見ていると判断を誤ります。公開情報から通院ペースを拾ってみます。

  • 製薬会社の患者向け解説では、初期費用5,000〜12,000円、期間は3〜6か月、1か月から1か月半に1度の通院
  • ある専門センターの案内では、月1回のペースで3〜7回の貼り替え。最短3か月、7か月以上になることもある
  • 別の専門院の目安では、軽度で最低4〜6回以上、中度で6回以上
  • ワイヤーの型では1〜2か月に1回の交換で、2〜3回の交換が必要という説明

仮に1回7,000円の施術を6回受けたとします。42,000円。往復の交通費が800円なら4,800円が加わって46,800円。そして通院1回に2時間を使うなら、合計12時間です。

これが「1回いくら」では見えない部分です。

両足・複数の指なら、さらに掛け算になる

料金表を「1指あたり」で出している施設が多いことにも注意が必要です。左右の親指をケアするなら、単純計算で2倍。ここで金額の印象が一気に変わります。

安く抑える方向は、大きく3つ

費用を下げたいとき、選べる方向は限られています。

1. 炎症がある状態なら、まず保険の範囲を確認する

痛みが強い、赤く腫れている、押すと汁が出る。こうした状態は矯正ではなく炎症への対応が先です。この段階なら保険が使える可能性があります。費用の話より先に受診してください。

2. 通院の回数そのものを減らす

1回の単価を値切ることはできませんが、通院回数は選び方で変わります。方式によって交換の周期が違うためです。ここは施設に「終わるまで何回くらいか」を最初に聞くのが確実です。聞きにくい質問ではありません。総額を知りたいだけですから。

3. 自宅でのケアに切り替える、または併用する

軽度から中等度で、炎症がない状態に限られますが、自宅で続ける方法があります。通院の交通費と時間がまるごと不要になるため、総額では差が出やすい選択です。

ただし自己流でやると失敗します。深く切り込む、無理に持ち上げる、痛いのを我慢して続ける。こうした手当ては状態を長引かせることがあると、複数の医療機関が注意を出しています。

※ ここで挙げた総額の内訳、同梱品、定期便の解約条件については、セルフケアセットの案内ページをご覧ください。

当店のセットの場合、総額はこうなります

参考として、当店で扱っているセルフケアセットの内容と価格を事実として並べておきます。判断材料として使ってください。

コース 価格
20回用・2指ぶん(定期コース) 17,380円
10回用・1指ぶん(定期コース) 12,980円
20回用・2指ぶん(都度購入) 21,780円
10回用・1指ぶん(都度購入) 17,380円

20回用の定期コースを回数で割ると、1回あたり790円(税込869円)です。矯正プレート、専用接着剤、やすり、施術スティック、簡易グラインダーまで一式が入っていて、冊子と動画マニュアルが付きます。定期コースは期間の縛りがなく、マイページからいつでも解約できます。

交通費はかかりません。予約もいりません。そこが差になります。

よくある質問

通院とセルフケアは、どちらか一方に決めないといけませんか

いいえ。併用もできます。専門院で状態を見てもらいながら、間の期間を自宅でケアするという使い方をされる方もいます。どちらかを否定するものではありません。

市販の安いグッズと比べると高いのでは

単品の価格だけを比べればそうです。ただ、続けるには貼り替えのぶんの消耗品が必要になります。総額で見ると印象が変わることがあります。買う前に「何回ぶん入っているのか」を確認してください。

効果はどのくらいで出ますか

爪の厚みや巻きの強さで大きく変わるため、断定できません。効果には個人差があります。公開されている医療機関のデータでは、施術直後に53%の方が痛みの軽減を実感し、3週間以内に94%という数字も出ていますが、これは医療機関での施術についての報告です。自宅でのケアをそのまま当てはめることはできません。

この記事のまとめ、というより次の一手

費用を判断するなら、まず紙に3つだけ書いてください。1回の単価、想定される回数、往復の交通費。掛けて足すだけです。

その数字を見たうえで、通院を選ぶか、自宅で続けるかを決める。順番を逆にすると、あとで「思ったより高かった」ということになります。

なお、痛みが強い場合や、赤み・膿・盛り上がった組織がある場合は、費用の比較より先に医療機関を受診してください。判断の目安は陥入爪との違いと、受診したほうがいいサインにまとめています。

費用の内訳・同梱品・定期便の条件をまとめたページをご用意しています。

巻き爪セルフケアセットを見る

当店で扱っているもの

自分で巻き爪矯正セルフケアセット 10回用(1指)定期コース:1指ぶんから始める場合の基本セット。冊子と動画マニュアルが付きます

自分で巻き爪矯正セルフケアセット 20回用(2指)定期コース:2指ぶん・回数を多めに見積もる場合はこちら

商品一覧:消耗品や単品での買い足しはこちらから

当店が扱う矯正プレートは一般医療機器(届出番号 11B1X10025125601)です。巻き爪専門治療院ドクタリスト(札幌大通り・福岡天神)監修。効果には個人差があります。痛みが強い場合、赤み・膿・盛り上がった組織がある場合は医療機関にご相談ください。

この記事の著者・監修

巻き爪専門治療院ドクタリスト札幌大通り・福岡天神:2008年開院・15年以上・延べ約30万症例以上

現場でいちばん多い相談が、通い始めてから総額が読めなくなるというものです。最初に「あと何回くらいですか」と聞いておくと、あとで困りません。

巻き爪北海道 札幌大通り本院(北海道札幌市/011-252-3200)と巻き爪福岡 天神治療院(福岡県福岡市/092-737-2066)で巻き爪のケアに携わってきた知見をもとに、当店のセルフケア用品の企画と監修を行っています。本文であげた他院の金額や回数、公開データは、各院や公的機関が出している情報の引用です。医療行為の可否や治療方針の判断は、医療機関にご相談ください。効果には個人差があります。

当店が扱う矯正プレートは一般医療機器(届出番号 11B1X10025125601)です。

運営会社・監修元・両院の所在地・製品の医療機器区分については監修者・運営者情報にまとめています。

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